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【保存版】頭皮もサビる!?抜け毛を予防する活性酸素の撃退法!

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人間の体に必要不可欠な活性酸素。ウイルスや菌が体内に入ると、活性酸素が身体を守る働きがあります。 

しかし、現代人の体にはその本来必要である《活性酸素》が過剰に増え、それが原因で体に悪影響を与え、『サビ』へと変化させてしまうのです。そんな体に悪影響を及ぼす活性酸素、カラダはもちろん実は頭皮も『サビ』させ、細毛や薄毛、白髪や抜け毛にまで発展してしまうのが問題視されているのです。

今回はそのサビの原因である活性酸素の撃退法についてお話ししていきます。

  1. 活性酸素とは何か?
  2. 活性酸素が頭皮に与える影響
  3. サビる頭皮とサビない頭皮
  4. 健康な髪は健康な頭皮から
  5. 終わりに

Part①~⑤にまとめてみます。

①活性酸素とは何か?

血液中など、酸素が存在するところに金属(ミネラル)も一緒に存在すると活性酸素が発生し、不安定で酸化力の強い酸素。また消毒、除菌効果がある。ほとんどの生命体に必要とされる酸素だが、化学反応が起こりやすい酸素に変化し、細胞を傷つける作用もある。

上記に記したように必ず必要なものですが、現代社会はそれが過剰に発生する事で細胞レベルで悪影響を与えるものに変化してしまう事が問題となっています。

ではなぜ過剰に、増えるのか、また、一体人の身体にどんな悪影響を及ぼすのかご説明していきます。

過剰に増える原因‥‥【有害金属、紫外線、ストレス、電磁波、食品添加物】

原因となる代表的なものを上げましたが、これらが《活性酸素》を体内で増やし『サビ』させる原因です。気をつけていても今の生活環境で全てをカットする事は不可能に近いという現状です。ではそれがどの様に私達の、頭皮に影響を及ぼすのか。

②活性酸素が頭皮に与える影響

①では活性酸素がどんなものでどの様に働き、害を及ぼすのかをお伝えしました。今回はそれが実際に頭皮に対してはどんな影響を与えるのかをお伝えしましょう。

先ずは簡単に頭皮のお話しをします。頭皮は、お顔の約7倍の毛穴の大きさがあり、皮脂に関してはTゾーンの2倍の分泌量があると言われています。また、頭皮は顔の皮膚と一枚の皮で繋がってますが、それぞれ、若干性質が違うのが特徴です。

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 顔と頭皮の皮脂分泌量の違いが、わかって頂けたところで、次に皮脂の持つ特徴について、これまでの頭皮の改善は『毛穴の皮脂が過剰に出る事が悪い』と、その皮脂の量に問題視をしてきましたが、本当は、皮脂の量よりも皮脂のが毛穴の細胞への影響が大きい事が解ってきてます。

 Part①で述べた体内で増えていく活性酸素が血液中をめぐる中で、頭皮から出る脂肪酸と接触し酸化させる事で細胞やDNAをきづつけ頭皮をダメージさせ、いわゆるサビた頭皮に近づき、じっさいに抜け毛や薄毛につながってしまうのです。

皮脂は、皮膚の保護膜として外的要因から守る役割があるのですが、問題はこの皮脂の主成分である脂肪酸が活性酸素によって酸化してしまう所にあり、それをとにかく防ぎ頭皮をサビさせない事が大切なのです。

③サビる頭皮とサビない頭皮

ここまで活性酸素の発生と、頭皮に与える影響をお伝えしました。ここでは、実際にサビる頭皮とサビない頭皮の違いについて書いていきます。

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実際に活性酸素の過剰発生がサビた頭皮を作るのであれば活性酸素の発生を防げば良い!と、シンプルに考えて活性酸素を生まない生活を簡単に整えられれば良いのですが、なかなかそれを避ける事が難しい現状にあるのです。

発生元となる《有害ミネラル、紫外線、電磁波、食品添加物、ストレス》など、知らず知らずの内に体内に侵入もしくは体内で活性酸素を発生してしまうシチュエーションがとても多い現代世の中です。

その中でも有害ミネラルが知らぬ間に蓄積される事に関しては特に一般的に認識が薄い所もあるので少し掘り下げて行きましょう。

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ミネラルと聞くと馴染みがあり、身体にも必要成分なのですが、実は大きく必須ミネラルと有害ミネラルに分けられます。必須ミネラルは身体に大切ですが、問題視されているのが、有害ミネラル。

これは有害金属とも呼ばれ、特に活性酸素を生む要因の一つとして問題視されているのです。代表的な有害金属として【水銀、鉛、カドミウム】などがあげられますが、水銀に関しては活性酸素を発生させる力が強く日本人の水銀蓄積量は欧米人のの2倍~5倍と言われてます。

では、この有害ミネラルはどこから発生し私達の頭皮のサビに関与しているのでしょうか。

  • 水銀:大型の魚介類、歯の詰め物 
  • :水道水、排気ガス、塗料、殺虫剤
  • カドミウム:タバコの煙、アルカリ電池、自転車のタイヤ、米の胚芽

 このように現代社会において至る所に潜んでおり、有害金属と無縁に生きる事はほぼ不可能に近いと言えますね。無意識に生活していくだけで、知らぬうちに有害金属が体内に蓄積され、サビた頭皮に近づく恐れがあります。

ですので、有害金属は完全にシャットアウトできないものとして捉えどうやって解毒出来るかが、活性酸素を生まず健康な身体、または頭皮をサビさせないポイントになるのです。

解毒方法としての結論は、冒頭にも書いた須ミネラルを十分に補う事”になります。

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体内のミネラル物質はお互いに交渉しながら存在していて、片方が減ると片方が多くなるという関係なのです。有害金属を上回る必須ミネラルを摂取する事が活性酸素の過剰発生をおさえサビない頭皮を作るのです。

金属=ミネラルを理解し、有害ミネラルに負けず必須ミネラルを摂取し、サビない身体、またはサビない頭皮作りを目指しましょう。

④健康な髪は健康な頭皮から

Part①〜③までは頭皮に対して活性酸素が非常に問題であり、過剰な活性酸素が頭皮の細胞にダメージを与え、サビる頭皮の原因である事が確認できたと思います。

Part④では、健康な髪を産む為の健康な頭皮の作り方をお伝え致します。

いかに余計な活性酸素を排除し、必須ミネラルを豊富に得るかという所をお伝えいたと思いますが、実際に何を摂取する必要があるのか、必須ミネラルを一覧にしてみます。

【必須ミネラル摂取一覧】

カルシウム‥乳製品、豆類、貝類、海藻、ゴマ 

マグネシウム‥海藻、麦、ニンニク、ナッツ類、バナナ、穀物

ナトリウム‥味噌、甲殻類、人参、オリーブ、食塩

セレニウム‥バター、貝類、レバー、ニンニク、海老、酢

‥貝類、海藻、ナッツ類、黒砂糖

‥プルーン、ニンニク、アーモンド

亜鉛‥ 牡蠣、ステーキ、チーズ、生姜、レバー、豆類、蕎麦

必須ミネラルの含有量が多い食材を書きましたが、Part③でもお伝えした通り必須ミネラルを多く摂取する事で有害ミネラルは減少し、健康な頭皮に導いてくれるのです

また、このPart④で一番お伝えしたい部分は必須ミネラルを含んだ血液をいかに効果的に頭皮に運び、健康な頭皮に導くか

基本的に栄養を体内の至る所に届ける為には血管内を流れる血液で運ぶしかありません。頭皮の健康を考えた時、当然ながら頭皮に栄養を届けるのも血液です。

頭皮の構造上 頭頂部には血管はあるが筋肉がなく毛細血管しか走っていませんので、すなわち

頭頂部は筋肉がなく毛細血管しか走っていない=頭頂部は栄養が届きにくい”

この式が成り立つのです。

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この様に頭皮の頭頂部には筋肉が存在しないので、自ら筋肉を動かす事ができない為、頭皮マッサージで血行を良くさせ十分な血液を送る事で健康な頭皮に導く必要があります。

それによって必須ミネラルが含んだ血液が健康な頭皮を作ります。効果的に栄養を届ける為の知識を是非活かしてみて欲しいと思います。

⑤終わりに

今回は活性酸素を中心に、頭皮を改善する事にスポットを当てて書いていきました。ヘアケアをする上で既に生えている髪にトリートメントで”艶や手触りを良くする事”

これは皆さん割と日頃のケアとして習慣になってるものだと思いますし大量にヘアケア商品が溢れてる中、選ぶ事に迷いはありつつも色々な種類を試し、ある程度ご自身の髪にフィットするトリートメントが明確な方もいらっしゃるでしょう。

しかし、これから地肌から生えてくる髪の毛や細毛、薄毛の問題に関しては『どう改善したら良いのだろう?』『どれを使ったら良いのだろう?』と、首を傾げてしまう人も少なくない現状です。

身体の外からの働きかけを徹底する事にとらわれず内側からの改善にも注目し、摂取する食べ物や、《活性酸素》を過剰に産まない事でまずはサビない頭皮を目指す事も非常に大切な要素です。

 皆様にとって5年後10年後も綺麗な頭皮から綺麗な髪を育む為に参考になれば幸いです。