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現役美容師が教える髪のトリートメントとヘアケアの極意

銀座・青山で培ったヘアケア法・髪のトリートメントのノウハウを現役美容師がアドバイス

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【保存版】知って得するヘアトリートメントについての大切な4項目

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  1. サロンでのトリートメントと市販のトリートメントの明らかな違い(ホームケア含め)
  2. トリートメントの作用
  3. トリートメントのメカニズム
  4. トリートメントの構成成分
  5. 終わりに

 1.サロンでのトリートメントと、市販のトリートメントの明らかな違い(ホームケアも含め)

今、世の中に出回ってるヘアケア商品は数知れず、「どれをチョイスして良いのかわからない!」と悩んでいる方が多いようです。

そんな中ヘアサロンでのトリートメントはサロンによっても様々ですが使われてる物に共通してるのは何なのか、市販で出回ってる品はどんなものかまた、5年後それらを使い続けた結果がどう違うのかを比べながら少し掘り下げてみましょう。

今の時代、サロンで行うトリートメントやサロンで販売されるトリートメントに粗悪な商品、質が悪い物はほぼ無いと考えられます。実際、サロンでの施術でも補修効果が高い栄養が髪の毛に届けられる為、パフォーマンス性が安定して高いと言えるでしょう。

なぜなら全国23万件を超える美容院の数、今や全国のコンビニの店舗数より多いという飽和状態で粗悪な製品を使えば即、顧客に見抜かれてしまう時代です。

またそれを扱う美容師側も普段から髪の知識を得てどんな物がお客様の為になるのか、それを研究し提供しているからに他なりません。サロンで提案されるご自宅用のホームケアトリートメントに関しても同じ事は言えますが、市販で売られている商品に関しては疑問があります。

  • 1つはご自身の髪にどんな物を使えば良いか分からない。いわゆる、どんな成分が入ってれば自分の髪や頭皮にマッチするのかが自身ではなかなか判断できない点。
  • 2つ目は、大量生産を重視する分、どうしても安価な成分しか入れられず、商品のパフォーマンス性が下がりやすい、または十分ではない。

この2点が髪に必要なトリートメントを行う上で最も心配になる点でありますし

  • ”サロンでのトリートメントと連動したホームケア+商品を熟知した美容師のアドバイス”

これと

  • ”自身の判断でチョイスする使用ポイントが曖昧な市販のトリートメント”

この違いは明らかです。食品にも似て大量生産に安価すぎるものには理由があります。多少高価でもサロンでのトリートメントの知識を得れば、髪と頭皮はキレイに健やかに保てるのです。

少し偏りましたが、コスト以外を考えるとサロン専売品をオススメしますし、ご自身の髪と頭皮に合った安心して使えるものを選ぶ時代ではないでしょうか。 

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 2.トリートメントの作用

サロンでのトリートメントには【保護】【保湿】の二つの側面があると考えられます。

【保護】

髪を外的要素(紫外、まさつ、薬剤etc...)から守る役目。髪のいわゆるキューティクルに膜をはる。(擬似的にキューティクルをつくると捉えても良い)保護する成分としては、シリコン(100種類位ある)やオイルなどが代表的です。

また、髪の毛一本一本をコートするので指通りを良くし、ダメージの原因にもなりうる静電気の防止、光の反射で視覚的にも健康的なツヤを与えてくれる役割を担ってるといえます。 

【保湿】

流出した髪の毛内部の栄養分と水分量を満たす役目、髪の水分量は健康な髪で約11%~13%それに近づける役割を果たす事。

また、主成分であるタンパク質を内部に定着させる事で髪の内側から弾力のあるみずみずしい状態をつくります。リンスやコンディショナーと違い、髪の毛内部まで満たす事が目的のトリートメントは、ここの保湿の部分が大切な要素です。

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 3.トリートメントのメカニズム

トリートメントのメカニズムは失われた必要な水分と、油分を補填し、髪の内側からみずみずしく、うるおいに満ちた艶やかな状態に保つ事です。トリートメントのメカニズムを知るタメに髪の毛の造りと、髪のツヤが失われた状態とはどの様な事なのか分析してみましょう。

分かりやすい例えで表ると、髪の毛の断面図はこの様にお寿司の海苔巻き状になっています。

 

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  • お米
  • 海苔

 

このように3構造です。100%健康毛では、表面から触るとしっかりと弾力のある状態です。ここに外敵要素(薬剤、紫外線、摩擦)などで

 

  1. 海苔の部分がはがれる
  2. お米の水分が逃げ水分量が減少
  3. は安定しなくなり、全体の弾力がなくなる

 

1〜3の順序に変化し、これがいわゆるダメージです。

逆に水分と油分をお米にプラスし、更に海苔を強化する事で弾力が生まれ、ふっくらみずみずしい状態に変化させられるのです。

4.トリートメントの構成成分

【一般的なトリートメント内の成分とその効果】

  • 界面活性剤…きしみをなくす
  • 油分…ツヤ、増粘効果
  • 保護剤、保湿剤…髪の毛の保護、髪の毛の内部補修
  • 香料…香り、商品特徴づけ
  • 防腐剤…腐敗防止、安定化

ものによって比重は様々ですが、トリートメントの成分を大きくわけると大体この5つが主体となり構成されたものが多いと言えます。

両面活性剤

界面活性剤とは水と油のように通常混ざり合わないものでも分離せずなじむ性質があり、洋服の洗濯時に使われる柔軟剤にも使用され、その柔軟効果で摩擦を軽減し肌触りが良くなるという効果が髪にもおき、サラサラな髪を演出されます。

油剤

最近はアルガピサノ油、ホホバ油、アボカド油など天然のオイルがトリートメント内に加えてあるケースが多くみられます。
髪の毛表面をコートし、乾燥から守る。保湿効果も高く、紫外線からの保護効果も期待できます。

保護剤、保湿剤

髪の毛の主成分でもあるタンパクが分解されたアミノ酸など補修効果の高い成分が多くケラチンをはじめ、コラーゲン、シルク、大豆や小麦タンパクを用い、髪内部の保湿するものとしての成分が多い。

香料

香りに関してはメーカーや物によって様々。
植物や、果物に例えた香りのイメージをつける商品が多い傾向にあります。

防腐剤

品質を保つ上で必要不可欠。
パラベン、安息香酸など、食品に含まれる成分も多い。

5.終わりに

トリートメントは様々な内容成分があり、色々な質感があります。使うタイミングや使い方も様々で、しかもそれが毎日の仕上がりに影響しますし使い続けると5年後、10年後の髪や頭皮は良くも悪くも変化します。

美容師目線でトリートメントと呼べる代物ではなかったとしてもこれは『トリートメント』と認識してしまったら消費者にとってはそれがトリートメントになります。

毎日何気なく使うシャンプーやトリートメント、毎日の食事が身体を作ると同じく
毎日のシャンプーや、トリートメントが髪の毛や頭皮を育てます。

いつまでも美しくありたい、キレイをキープしたい方は少しでも知識を得てパーソナルに合う商剤はどれか、また時間と比例して髪や頭皮が変化した時にどれが最適かを、一緒に選ぶお手伝いできたらこの上ない喜びです。

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