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現役美容師が教える髪のトリートメントとヘアケアの極意

銀座・青山で培ったヘアケア法・髪のトリートメントのノウハウを現役美容師がアドバイス

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【驚愕!】ヘアトリートメントと髪の関係性

トリートメント記事

 

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 皆さんがトリートメントをする理由はどんな理由でしょうか。髪が乾燥するから、髪がきしむから、艶が欲しいから。etc... 理由は何であれ髪は綺麗でありたいという思いから髪に塗布するものだと思います。綺麗な髪にとって必要不可欠なトリートメント、実は不思議で少しばかり悲しい髪との関係性があったのです。

今回はその髪とトリートメントの関係性と実態についてお話ししていきます。

  1. 髪は何で出来ているか
  2. 髪と爪は似たもの
  3. トリートメントとは髪を補強するもの
  4. 終わりに

①髪は何で出来ているか

髪は身体の部位でも少し変わった素材でできています。タンパク質約80~85%と主成分になっており、水分11%~13%、脂質1~6%メラニン色素4.5%
このような構成になっています。

髪の主成分であるタンパク質は身体の中もでも硬い素材のケラチンというタンパク質からなっています。構成成分はほぼ同じでもヒトによって太さや質感、毛流れまでさまざまです。

②髪と爪は似たもの

皆さん髪と爪が似たものという事実をご存知でしたか?実は共通してる部分はとても多く、不思議な性質をもっているのです。Part①でもお伝えしました主成分はケラチンというたんぱく質、中でも硬く丈夫な質感なので身体を守る役割として非常に心強い素材です。

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また、身体に栄養が不足が生じ栄養が行き渡らなくなるともろくなり、逆に栄養がしっかり行き渡ると丈夫になる。 それはこれから伸びてくる髪や爪に対して摂取した物で強化するためのコントロールができる事を意味しています。

ところがここで勘違いしやすいのは既に生えている部分に関しては栄養は届かない。矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、要はこれから生えてくる部分への強化であって、既に生えている部分はもう実は死んだ細胞なのです。

③トリートメントとは髪を補強するもの

ここまで髪と爪の性質、そして既に生えてきているものは死んでしまった細胞ということが分かりました。③では、トリートメントはその細胞にどうアプローチされるのか、を掘り下げて行きましょう。

そもそも髪は生えてきたばかりの部分に関してダメージ0でそれ以上でもそれ以下でもない存在です。外的要因(摩擦、熱、薬剤等)でのダメージからトリートメントで補強すると言う考え方が理にかなっており、既に生えている死んでしまった細胞に対して「生き返る」や、蘇る」と言う表現は出来ないのです。

これを爪で例えると、『これから生えてくる爪は摂取するもので強化できるが、既に生えている爪は生き返る事はない

髪では、 『これから地肌から生えてくる髪、または頭皮に対しては摂取する物で強化、改善できるが、生えてしまった髪は生き返る事はないになります。未来のない事を言っているのではなく、実態の理解が大切です。

ではなぜ、生き返る事は無いのかと言うと、髪には血液が流れていないからに他なりません。単純にヘアトリートメントは生き返らせるものではなく、外的要因である(摩擦、紫外線、薬剤etc‥)などで流失した部分補強また、ケラチンたんぱく質の栄養補給のです。この実態を少しでもご理解頂けるとトリートメントに対しての捉え方も付き合い方も変わってくると思います。

④最後に

ここまでで、髪は死んだ細胞という実態に対して「美容師として夢にもない事を!」という声が聞こえて来そうですが、一番私がお伝えしたい事はこの実態を理解していただき、それに対しキレイな髪を維持するタメに大切な事は何かまた、カラーやパーマ後はどのようなケアをしていけば良いのかなどケアに対して追求する気持ちを一人でも多くの方にもって頂き、一緒に綺麗な髪をキープ出来る事です。

しっかりケアをすれば艶や潤いも手に入れる事は可能です。必要な事はちょっとした毛髪知識です。今後もキレイな髪で過ごせますように。