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現役美容師が教える髪のトリートメントとヘアケアの極意

銀座・青山で培ったヘアケア法・髪のトリートメントのノウハウを現役美容師がアドバイス

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シャンプー成分の特徴を公開!もう頭皮トラブルには困らない

実は、髪や頭皮トラブルの原因がシャンプーにあったというケースが少なくないのです。 皆さんが今お使いのシャンプーはどんなシャンプーでしょうか?商材が溢れる中、どんなシャンプーをチョイスするのでしょう。

 『CMでのイメージ、パッケージのデザイン、友人に勧められたから、美容院で紹介されたから etc 、、、』

 など、使うきっかけになった理由はさまざまだと思いますが、そんな中どんなシャンプーを選んだら良いのか悩んだりまよう方も多い事でしょう。

今回はそんな自分の髪や頭皮に対して合うシャンプーはどんなものかを、色々な情報に振り回されないよう”自分に合うシャンプー”を見つける手助けするための一つの指標となるものをご紹介致します。

大切なのは皆さんの髪や頭皮にフィットしたシャンプーです。シャンプーの成分表示をご覧いただき、今使っているシャンプーの成分と特徴を選び分けて行く力をつけるお手伝いをさせていただきたいと思います。

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  1. シャンプー成分早見表
  2. 大切なのは良いシャンプーではなく、あなたに合うシャンプー
  3. 皆さんが気になるシリコンについて
  4. 最後に

1シャンプー成分早見表  

思考、状態 市販で売られている代表的な商品 特徴 メリット デメリット 成分表示 成分の分類
髪や頭皮に深く執着しない。地肌が特に強く、トラブルが起きない頭皮。 TSUBAKI(ツバキ) LUX(ラックス) H&S HAIR RECIPE(ヘアレシピ) Asience(アジエンス)パンテーン 頭皮の油を良く落とす。 洗浄力が高く、泡立ちが良い。 地肌が強くバージン毛の方向け。 安価でドラックストアで手に入れやすい。 刺激が強いので、普通肌〜敏感肌の方には不向き。 カラーの色持ちも悪くする可能性がある。 ラウリル硫酸N ラウレス硫酸Na 高級アルコール系
髪や頭皮のダメージを気にされる方。頭皮が敏感で痛みやかゆみなどで荒れやすい状態の方。 BOTANIST(ボタニスト) ナチュラルボタニカルシャンプー キュレル BENE(ベーネ)YAEKA(和漢) 頭皮に優しく髪を保護する。 髪、頭皮に優しく、程よく泡立ちも良い。 希少性が高い為、比較的高価。 現代人の敏感な頭皮に最適。 高価。ブレンドされている成分によっては、商品によってやや洗い上がりは髪がきしむ。

ラウラミドプロピ ルベタイン

ココアンホ酢酸

ベタイン系
特に髪のダメージで悩んでいる方。特にヘアケアに力を入れたい方。 いち髪 オレオドール ボタニカル オイルシャンプー HIMAWARI(ひまわり) 痛んだ髪を修復する。 髪と同じアミノ酸が主成分の為、カラーやパーマ後のには必要なアミノ酸が含まれる。ダメージケアに特化したシャンプー。 やや洗浄力が弱い。 アミノ酸が主成分の為、高価

ココイル〜  ラウロイル〜 

アミノ酸系

 ご覧の通り、シャンプーにはさまざまな成分があります。まずは皆さんが毎日使うものの中の成分を知る事でその価値や見方が変わるかも知れません。

そして、成分とは皆さんが使うシャンプーに書いてある成分表示の

『水』の次に必ず記載されます

 

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 ※このように主成分水の次に記載されます。

早見表の【特徴】の欄にも書きましたが、主成分によって効果も違ければ、使用する髪によって発揮するパフォーマンスも違うのでシャンプーといっても決してひとくくりには出来ないのです。

『頭皮は敏感肌ですか?』 

『今カラーリングをされていますか?』  

『普段、頭がかゆいなどの症状はでていませんか?』

このように個々によって皆さん状態も体質も違うのです。 

汚れを落とす行為には必ず目的があるので、箇所によっても洗うものを変えなくてはなりません。ご自身の髪と頭皮も安心、安全に洗えてすこやかに髪を育てる。その為にはすこしばかりの知識と注意が必要です。

皆さんの髪に合う主成分が見つけられる主軸になれば幸いです。

2大切なのは良いシャンプーではなく、あなたに合うシャンプー

いろいろな物があふれる中で良いもの悪いものを価格で判断してしまうケースも多々あると思いますが、ここでいちばん知って頂きたい事は、ご自身に合ったもの選び。つまり、冒頭で書いた 

自分の髪や頭皮に対してマッチするシャンプーです。

ここに焦点を当ててチョイスする事が大切なのです。泡立ちも洗い上がりもさまざまですので、とにかく色々試して合うものを見つけるのも一つの手ですが、それでは時間と費用がかかってしまいます

ここで、シャンプーを選ぶ上で押さえておくと選びやすいポイントを2つほどご紹介します。

①洗浄力と刺激性・・・基本的には洗浄力と刺激は比例します。カラーやパーマをくり返したり、地肌が敏感でかゆみが出てしまう方は表のラウリル硫酸N ラウレス硫酸Naはオススメできません。なぜなら刺激が強く、髪や頭皮の必要な油分をうばいパサつきや頭皮の乾燥につながるからです。

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 泡立ち・・・『泡立ちが良い』と『洗浄力が高い』はイコールで結ばれるので同様、頭皮が敏感な方や髪にダメージを感じてる方は比較的

泡立ちが弱いシャンプーが合う”

髪のダメージが気になる場合やヘアカラーを色持ちさせたい、頭皮が敏感な場合など、現代の髪の悩み多き女性には特に向いているシャンプーと言えます。いわゆるアミノ酸系と言われるシャンプーがその部類に当てはまります。

①、②の項目をご覧いただき、それぞれシャンプーにもしっかりとした理由がある事がご理解頂けたでしょうか。単に”心地よいシャンプー髪や頭皮に合うシャンプー必ずしも一致しない”のです。

食べ物で言う、”好きな食べ物と体に良い食べ物必ずしも一致しない。”に例えられるのではないでしょうか。

※ここでは『香り』については一切ふれてません。あくまでも、髪と頭皮に合うシャンプーに焦点を絞ったテーマで書いていますので別の記事でまた改めて触れてみたいと思います。

 3皆さんが気になるシリコンについて

ここ数年、シャンプーに含むシリコンについては賛否さまざまな意見が出ていますが、私なりの捉え方は髪には必要不可欠なものと捉えています。

ではなぜ必要不可欠なものか3つに分けてお伝えいたします。

 1安全

はシリコンは簡単に説明すると元々、珪石(けいせき)という石を含む人口物できていて、シャンプーの他にトリートメント、化粧水、柔軟剤、コンタクトレンズなどさまざまな日用品につかわれており、豊胸のために体の中に入れる事でも有名です。 よってシリコンは体にとって害はなく安全なものという事。

2保護

髪の表面はこのように魚のウロコ皮状になっています。

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 日常的に髪は外気にさらされ、紫外線、まさつなどにより負担がかかり徐々にはくりします。(ウロコがはがれていくイメージ)おまけにカラーや、パーマの影響でさらにその進行が早まり皮がはがれます。シリコンはこの皮をえ、滑らかにし、指通りを良くしてくれる存在なのです。

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 3見た目

見た目のツヤと輝きです。シリコンが髪の表面を整え、光が当たった時に反射し視覚的にもツヤを与えてくれます。明らかにシリコンがないと髪に膜をはれないため、ツヤを演出出来ないのです。

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 このように、見た目の効果で相手に与える印象を左右する為、シャンプー中に含まれる多少のシリコンは必要不可欠と言えるのです。

ちなみにノンシリコンと言うワードがなぜ広がったかの理由をここで少し触れたいと思いますが、ノンシリコンの前は、髪にツヤを与えるシリコンブームがありました。そのシリコンブーム同時に髪のダメージや頭皮にしての悩みが重なり結果的にシリコンに対して良くない情報が広がり、ついにはノンシリコンのブームが到来したという流れです。

4最後に

10数年間のサロンワークで多くのお客様の髪や頭皮を施術させて頂き、髪や頭皮のトラブルをお持ちの方を見て感じる事は、毎日洗浄力の高いものでシャンプーを繰り返しているという事。

具体的には、表にも記したラウリル硫酸、ラウレス硫酸が主成分となったシャンプーでの繰り返しがトラブルの原因となりやすいのです。特徴は安価で泡立ちが良く洗浄力が強いところ。

この類いは一般市場ではかなりの量があふれておりさっぱり感が強く、洗い上がりが良いというのがうりの成分です。シャンプーの研究が進む前(20年以上前)は今と比べ、シャンプーの種類も大幅に少なくチョイス出来るものもかぎられていました。

ほとんどがこのラウリル硫酸、ラウレス硫酸が主成分となったシャンプーで、昔から慣れ親しんでいた成分なのため今では危険度を感じにくいのです。

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 しかし、時代が変わり生活習慣の乱れや、多くのストレスで、私たちの髪や頭皮の抵抗力は下がりがちなのが現状です。

そんな中、カラー剤やパーマ液が進化し負担が少なくなったとはいえ、敏感になった髪と頭皮には自分にとって合うシャンプー自分で選ぶ力をつけなくてはトラブルを起こしかねない時代ないのです。

シャンプーの主成分は皆さんの髪と頭皮を良くも悪くもさせてしまいます。後者にならないためのお手伝いは私達美容師の仕事ですが、実際にそれを選ぶのは皆さんの判断でしかないのです。

 いかがでしたか。今回はそれを選ぶ一つの基準となるものご紹介をさせて頂きました。皆さんにとって、大切な髪が安心かつ安全に保てますように。