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現役美容師が教える髪のトリートメントとヘアケアの極意

銀座・青山で培ったヘアケア法・髪のトリートメントのノウハウを現役美容師がアドバイス

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【重要】安心、安全なカラーリングを楽しむために知っておくべき3項目

施術【カラーリング】

近年、カラーリング需要は年々増加けいこうにあり。実際私たちのヘアサロンの現場では、カラーリングを希望されてご来店される方が6〜7割になっている(店舗によって違いはある)現状です。

あたり前に楽しまれているいる美容室でのカラーリングですが、メーカー様の努力によりここ数年で低しげき、低ダメージの薬剤がとても多く開発されています。

以前に比べ改良され続けているカラー剤でも、少なからず髪への負担がかかるものだと言うことはみなさんもご理解されていると思いますが同時に、髪はもちろん頭皮へのダメージを気にされる方が数年前と比べ圧倒的に増えているという現状なのです。


○これまでに毛染めで異常を感じたことのない人であっても、継続的に毛染めを行ううちにアレルギー性接触皮膚炎になることがある。※厚生労働省より引用

皆さんも、私たちもこのような断続的に行うカラーリングが起こす皮膚炎やアレルギー反応を起こさないのが理想的な施術です。

今回はそんな頭皮に対する不安なカラーリングを安心、安全にたのしむ方法をご紹介します。

  1. カラーリングの種類
  2. 頭皮はどんどん敏感になっていく
  3. カラーリングで頭皮に負担をかけないで楽しむ方法
  4. 最後に

1 カラーリングの種類

まずは代表的なカラーリングの種類からそれぞれの特徴を見てみましょう。

  • ①ファッションカラー(オシャレ染め)
  • ②白髪染め
  • ③ヘアマニキュア
  • ④ヘナカラー(草木染め)

①ファッションカラー(オシャレ染め)

一般的に多くの方が行われるヘアカラー。今では市販でも沢山の商品が販売されていて、表現できる色味も多く色のバリエーションを楽しめる。髪の内部に入り科学反応が起きる為、アフターケアをしないとダメージに繋がる。ヘアサロンでは最も需要がある類のヘアカラー。

 ②白髪染め

①のファションカラーとこうせい成分は似てますが比較的に色が濃いのが特徴。髪の内部に入り科学反応が起きる為、①同様ダメージに繋がる。白髪にしっかり染まる為、黒染めとも言われる。白髪を染めるため頭皮にたっぷり付ける事が多い。

また、白髪染めとしてではなくファッションカラーと混ぜて使用する事も大いにある。

③ヘアマニキュア

爪のネイル同様、髪の表面をコーティングしツヤを与える。髪の表面にのみ付着するのでダメージがない。皮膚に付くと沈着して落ちにくいため頭皮に直接は付ける事はない。①、②に比べ色落ちが早い。

④ヘナカラー( 草木染め)

大きく100%ヘナケミカルヘナに分けられ、①や②に対しての染料アレルギーがある場合、それを防ぐため100%ヘナカラーを使う事が多い。ただし、ケミカルヘナには科学品が含まれるため。アレルギー反応を起こす事があるので注意が必要。

 

 このように、それぞれカラーリングにも特徴があり美容室での扱いが定められ、薬事法で認められたものが基本的には皆さんの髪に使用されます。 

 2頭皮はどんどん敏感になっていく

ここ数年、サロンワークを行うなかでお客様からいただく声に、『カラーリング時に頭皮の負担が気になる』と言う声です。具体的にはカラー後に自宅でかゆみが残る、頭皮がしみるなどカラー剤に対する抵抗を感じてる方が増えています。考えられる理由は

  • 毎回カラーリングをする際に頭皮用クリームを使用せず地肌に直接カラー剤を付けている。
  • 毎日使っているシャンプーの洗浄力が強い

と言う事で、いづれも頭皮のバリア機能を低下させどんどん敏感な頭皮に近づいて行くのです。地肌まで薬剤を付けるカラーリングの施術を繰り返し、悲鳴を上げている頭皮を更に洗浄力の強いシャンプーで毎日刺激を与えるこのサイクルが敏感な頭皮に近づけてしまう大きな原因です。

そんな不安も安心、安全に変えられることを理解して頂きたいと思います。私たち美容師はお客様へ不快感を与えないようそれに対処する責任がありますので、不安な気持ちを無くしカラーリングを楽しんで頂く対処法をお伝えします。

3カラーリングで頭皮に負担をかけないで楽しむ方法

③ヘアマニキュアのみ地肌に付くと沈着して色が取れなくなってしまうので基本的には頭皮には付けません。ですので必然的に頭皮に負担はかりません、問題は頭皮にちょくせつ付けるファッションカラー、白髪染め、ヘナカラーの3つです。

頭皮用保護クリームで地肌に膜をはり安全に


美容院には必ず存在する頭皮用保護クリーム。頭皮に吹き出物やトラブルをもっている方にしか使用しないケースが多かったのですが、白髪染めなどカラー剤をたっぷり地肌につける場合は使用する事をオススメします。なぜならカラー剤が頭皮に直接触れる事でバリア機能が低下しトラブルの原因になるからです。 ※クリームによる仕上がりへの影響はない

頭皮にカラー剤を付けない


ここではゼロテク(美容師用語)と呼ばれる技術を使います。具体的に言うと、頭皮ギリギリ(地肌に付けない)からカラー剤を塗布して行く技術で直接頭皮に薬剤が触れない為トラブルを起こさないというメリットがありますし、地肌より数ミリ浮かした染め方なので地肌まで染める方法と仕上がりが変わりません。 

4最後に

『しっかりキレイに染める』から『しっかりキレイに安全にと言う安心、安全の部分はヘアサロンで満足いく施術を受ける上で今後も大切になってくるテーマです。自分の体は自分で守る、勇気をもって担当者に伝えてみましょうと言ってもなかなか伝えられないケースもあると思います。

私たち担当者はもっと薬剤を取り扱ってる責任と意識を持つべきですし、頭皮に負担のかからない仕事を深く考える必要があるのではないでしょうか。

時代が変われば薬剤も変わり、カラーリング塗布の工夫や変化も必要です。 より安心、安全な施術を行える環境を整える事が大切です。