現役美容師が教える髪のトリートメントとヘアケアの極意

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トランス脂肪酸が髪や頭皮に良くないワケとは?

Q・以前から食事で摂取するもので危険視されている『トランス脂肪酸』ですが、髪や頭皮にも問題あるのでしょうか?

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A・トランス脂肪酸を過剰摂取すると体内の悪玉コレステロールを増やしやっかいな事に、善玉コレステロールを減らしてしまいます。

その結果、血液がドロドロ状態になり頭皮に栄養がいきにくくなってしまいまうため、キレイな髪が育めないというリスクと頭皮にもトラブルがおきやすいなどの悪影響をおよぼしてしまいます。

代表的なものにマーガリンやファットスプレッドやショートニングなど食品にふくまれ、これらは抜け毛の原因にもなってしまうので健康な髪を育む上では、問題がある脂といえます。

カラダにも悪影響

過剰に摂取したトランス脂肪酸が血流を悪くし、抜け毛の原因になるとお伝えしましたが、それは髪や頭皮はもちろん健康にとっても大きな悪影響をおよぼします。 

平均的な日本人より多いトランス脂肪酸摂取量を基にした諸外国の研究結果によると、トランス脂肪酸の過剰摂取により、心筋梗塞などの冠動脈疾患が増加する可能性が高いとされています。また、肥満やアレルギー性疾患についても関連が認められています  厚生労働省より引用 

髪は排泄器官

髪にはカラダにとって排泄器官としての役割りがあり、老廃物のデトックス効果が認められています。体内に取り入れてしまった有害物や尿や便にて排泄されない重金属なども最終的に毛根に運ばれ、それが髪の一部へと変わるのです。

ここでの問題は髪でデトックスを行う際、有害物や重金属毛根に運ばれた不要なトランス脂肪酸と結びつき、頭皮上で酸化されて固まってしまう事で抜け毛へとつながる事です。

問題解決はご自身でのチョイス

農林水産省が実施した調査研究から、日本人が、一人一日当たり食べているトランス脂肪酸の平均的な量は0.92~0.96グラムと推定されます。

農林水産省より引用

 これは欧米人に比べ日本人は1/8程度。捉え方によっては問題はないという数値ですが油断はできません。

現時点では、日本において食品中のトランス脂肪酸について、表示の義務や含有量に関する基準値はありません。また、トランス脂肪酸だけではなく、コレステロールなどの他の脂質についても表示の義務や基準値はありません。 農林水産省より引用

 すぐにわかるトランス脂肪酸:農林水産省

現在、このように日本は国としてトランス脂肪酸のきせいやルールが定められていないため、摂取するものもご自身で判断していくしかありません。健康ときれいな髪”を生むために上記でお伝えしたマーガリンやファットスプレッド、ショートニングなどをなるべくさけるという食生活の意識を少しづつでも心がけしていただけたら光栄です。

是非、ご参考までに。